アルミ複合板とアクリルの違いを看板のプロがやさしく解説|「うちはどっち?」が3分でわかる
看板を作ろうとすると、まずぶつかるのがこの2つの名前です。
「アルミ複合板(アルポリ)って書いてあるけど、アクリルと何が違うの?」
「美容系だからアクリルのほうがいい気もする…でも屋外で使うし…」
…こちらのアルミ複合板とアクリルはどちらも看板では非常によく使われる看板材料で、用途と見せ方さえわかれば迷わず選べます。
本記事では、アルミ複合板とアクリルの違いを様々なサイトでご紹介されている下記のようなポイント含め、
「アルミ複合板は軽くて安い!」
「アクリルは高級感がある!」
「屋外はアルミ複合板のほうが安定」
看板製作の際にどちらを選ぶと良いか?
といった部分を看板を日々製作・販売し、さらに全国どこでも取付まで行っている立場から、実際にお客様にお伝えしている”現場の基準”をお話しします!
※当社ではアルミ複合板プレート看板・アクリルプレート看板のどちらもネット最安クラスでご用意しています。3×6判・4×8判など業務用サイズの板売り、希望寸法カット、ルーターによる変形カットまで1枚からOKです。
この記事を読みながら「このサイズで作れる?」などぜひお気軽にお問い合わせくださいませ!
この記事でわかること
- まずおさえておきたい「アルミ複合板とアクリルのいちばん大きな違い」
- 素材ごとの強み・弱み(屋外性・見た目・価格・重さ)
- 看板屋が実際にお客様にすすめている選び方
- 板だけ買いたいときのサイズ・加工の話
- 当社にまかせていただけること(全国施工・変形カット)
アルミ複合板プレート看板の製作・施工も全国ご対応!
1. いちばんの違いは「どう見せたいか」と「どこに付けるか」
上位記事でも何度も出てくるのが「アルミ複合板は軽くて屋外に強い」「アクリルは透明感・高級感がある」という説明です。これはもうその通りで、プロの現場でも同じ認識です。
言い換えると、“外の壁に付ける・大きく作る・長く出しておく”ならアルミ複合板、“入口まわりをきれいに見せたい・ガラスっぽく見せたい・社名板っぽくしたい”ならアクリルです。ここを先に決めておくと、以降の細かい条件(厚み・取付方法・印刷の仕方)がすっと決まってきます。

アルミ複合板の方が看板としてご活用いただく幅は多く、店舗名や会社名の看板から、料金表やサービス案内・注意喚起や出口はこちらなどの導線案内用など様々な看板へ使用されます。
アクリル板の場合は、そうした幅広さというよりは店舗名・会社名の表札的な看板として主にご活用いただくケースが多いです!
2. 素材ごとの特徴を”お客様に話す言い方”でまとめるとこうなります
2-1. アルミ複合板の特徴
アルミを両面に貼って中を樹脂で挟んだ板で、「看板のためにあるような素材」です。すごく軽くて反りにくく、雨・日差しにも強いので屋外で安心。印刷シートとの相性もいいので、写真入りのプレート看板を作るときはまずこれを候補にします。価格もアクリルより抑えやすいため、上位サイトでも「大きいサイズはアルミ複合板がコスパ良い」と説明されています。
2-2. アクリルの特徴
こちらは見た目のきれいさが武器です。透明・乳半・カラーなどがあり、光沢も出るので、お客様が入口で最初に見る場所や、病院・サロンなど清潔感が大事な業種に好まれます。裏側に印刷して表面をツルっと見せる「裏刷り」もできるので、“ちょっと上質に見せたい”ときにはアクリルが一歩リードです。
2-3. 大きさ・重さ・価格のざっくり比較
同じ600×900mmの看板を作るとして、アルミ複合板なら薄くて軽いので女性のスタッフさんでも持てます。アクリルは厚みを3mm〜5mmにしてあげないと頼りなくなるので、そのぶん重量と価格が上がります。「とりあえず外壁に数枚ペタッと付けたいだけ」ならアルミ複合板を選ぶほうが、見積りも工事もすっきりします。
3. 実際の現場ではこう選んでいます(シチュエーション別)
ここは上位ページにあまり書かれていなかったところなので、当社でのご案内をそのまま載せます。「うちのケースがない」と思ったら、お問合せのときに”この3番に近いです”と書いていただければ担当が話を早く進められます。
3-1. 店舗の外壁にメニューや案内をいくつか並べたい
→ アルミ複合板一択で大丈夫です。サイズ違いを何枚も作っても軽いので、ビス+コーキングで簡単に付きますし、差し替えもしやすいです。全国どこでも同じクオリティでお届けできます。
3-2. 入口に会社名・院名をきれいに出したい
→ アクリル(透明か乳半)+裏面印刷+化粧ビスの組み合わせが一番見栄えします。ガラスのように見えるので来店時の安心感が違います。屋外で使うなら3mm以上、風のある場所なら5mmが安心です。
3-3. 「屋外で長く出すけど、見た目も少しこだわりたい」
→ こういうときこそアルミ複合板+アクリルを重ねた2層仕上げが効きます。ベースがしっかりしているので反りにくく、上に重ねたアクリルで高級感も出せます。これなら「現場が遠方だから取付もお願いしたい」というご相談にもそのまま乗れます。
4. 板だけほしい・特殊な形に切りたいという方へ
大型の看板業者さんや施工店さんからは「3×6判や4×8判をそのまま出荷できますか?」というお問合せも多いです。当社ではアルミ複合板もアクリルも原板サイズの販売が可能で、さらにご希望寸法へのカット、ルーターでロゴ形状に沿った複雑カットまで社内で対応しています。ここは上位サイトよりも踏み込んだ部分です。
アルミ複合板は軽いので大判でも運びやすく、地方発送でも送料を抑えやすいです。アクリルは割れやすいので梱包をしっかり行い、割れが心配な場合は配送方法もご相談いただけます。
5. アルミ複合板とアクリルの違いでよくあるご質問
Q1. アクリルは屋外に向いていないって本当ですか?
“向いていない”というより設置場所を選ぶと思ってください。直射日光に長く当たる・大きく作る・風が強い──この3つが重なると反りやすくなるので、そういう場所はアルミ複合板のほうが安心です。半屋外や入口上部などならアクリルでも問題なく使えます。
Q2. どちらが安いですか?
同じサイズであればアルミ複合板のほうが安くなりやすいです。なので「まずは1番安い方法で出したい」「案内プレートを何枚も作らないといけない」という場合はアルミ複合板でお見積りします。
Q3. 取付まで頼めますか?地方なんですが…
はい、当社は北海道〜沖縄まで全国対応しています。板だけ買っていただくことも、設置までまとめてお任せいただくことも可能です。写真を送っていただければ、「ここならアルミ複合板のほうが安全です」「ここはアクリルが外観に合います」といった具体的な提案を返せます。電話でのご相談も歓迎です。
6. まとめ ── 決め方はこの3行だけでOKです
① 屋外で長く・枚数も多く・できるだけ安く → アルミ複合板
② 見栄え・透明感・ブランド感を重視 → アクリル
③ 両方ほしい/設置場所が厳しい → アルミ複合板+アクリルの2層
これでも迷う場合は、用途と取り付ける場所の写真をお送りください。こちらで”どちらが長持ちするか・キレイに見えるか・いくらくらいになるか”を整理して、いちばん現実的なパターンをご案内します。初めての方でも話しやすいよう、専門用語はかみ砕いてお伝えしますので、お気軽にどうぞ。
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