立体文字看板にするにはどちら?
カルプ文字とチャンネル文字の違いを徹底比較します!
立体文字にご興味をお持ちの方から「カルプ文字とチャンネル文字は何が違うのか」というご相談を多くいただきます。本記事では、できる限り分かりやすく整理しながら、設置場所・ご予算・仕上がりの雰囲気に応じて最適な方向性を見つけていただけるよう、丁寧にご説明いたします。
カルプ文字の製作・施工も全国ご対応!
用語の整理:まずはイメージを揃えましょう
カルプ文字とは
カルプ文字は、発泡硬質ウレタン板(通称カルプ)を文字やロゴの形に切り出した立体文字でございます。
カルプ文字は金属製のチャンネル文字と比較しますと軽量な点が特徴となります。 そのため壁面への負担が小さく、取り回しがしやすい点を評価いただくことが多くございます。表面塗装のほか、同じ形にカットしたアクリル板を貼り合わせることで、いっそう上質な印象に整えることも可能でございます。
カルプ文字の表面へ同じ形へカットしましたアクリル板を貼りつけることで、アクリルの品を感じるきれいな質感がプラスされますので、きれいめな看板としてより映えます。


チャンネル文字(箱文字)とは
チャンネル文字は、金属やアクリルなどで箱状に組み上げた立体文字でございます。素材のエッジがきれいに立ち、仕上げの選択肢が広く、高級感の演出がしやすいのが特長でございます。さらに内照式(文字が発光する)にできますため、夜間の視認性が求められる店舗ファサードなどで特に効果を発揮いたします。


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価格の考え方:相場”らしさ”と増減要因
価格は文字サイズ(文字高)・厚み(奥行)・素材・仕上げ・取付方法で変動いたします。一般的な傾向として、同サイズで比較した場合はカルプ文字のほうがご負担が少なくなりやすく、チャンネル文字は素材・構造・内照電装の理由から費用が上がりやすい傾向にございます。以下はイメージ比較でございます(実際は設置条件により変動いたします)。
| 項目 | カルプ文字 | チャンネル文字(箱文字) |
|---|---|---|
| 価格の傾向 | 同サイズなら比較的リーズナブル。 小〜中サイズで1文字 数千円〜数万円の事例が多め(要見積)。 |
構造・仕上げ・電装により1文字 数万円〜十数万円の事例が多め(要見積)。 |
| 発光可否 | 基本は非発光。 アクリル貼りで高見えは可能。 |
内照式が可能。正面発光/側面発光/バックライト。 |
| 質感 | 軽やかでやわらかな印象。 アクリル貼りで上質感が大きく向上おすすめ |
金属の素材感・エッジの美しさ。 鏡面/ヘアライン/焼付塗装など選択肢が広い。 |
| 屋外耐久 | 環境・工法により可。 軒下など雨当たりが少ない場所で良好。 |
屋外主看板向けの本命。長期運用・高所にも。 |
| 納期の傾向 | 比較的短納期にしやすい(案件規模による)。 | 工程が多く余裕のあるスケジュールが安心。 |
一方、「光らせたい」ご希望がある場合は、電装・防水・配線設計が必要なため、基本的にはチャンネル文字のご案内となります。
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見た目(質感)の違い:写真で伝わるポイント
カルプ文字は、軽やかな厚み感と壁に落ちる影が生む立体感が魅力でございます。10/20/30/50mmと厚みを変えることで遠目での存在感が変わり、アクリル貼りを行いますと、エッジが引き締まり写真映えが一段と良くなります。チャンネル文字は、金属やアクリルの素材感を活かしたエッジの美しさが持ち味で、夜間の発光デザインによりブランドイメージを明確に演出していただけます。



耐久性とメンテナンス:場所に合う選び方
屋内であれば、どちらの方式も安心してお使いいただけます。屋外で長期運用される主看板の場合は、構造強度・防水・取付金具が前提となるチャンネル文字が基本でございます。カルプ文字を屋外でご検討の場合は、塗装仕様・接着剤の選定・取付面の下地状態により耐久が変わりますため、設置環境に合わせた計画と保証範囲の確認をおすすめいたします。


重量・取付方法・工期の目安
カルプ文字は軽量で取り回しが良いため、両面テープ+ボンドやビス・ピンでの固定が主でございます。原寸原稿(貼り位置の型紙)があれば、DIY寄りの小案件でご採用いただく例もございます。一方、チャンネル文字は重量がございますため、アンカー固定・背面金具・電装配線など専門施工が前提となり、夜間施工や高所作業が絡む場合は段取りに時間を要します。

カルプ文字の製作・施工も全国ご対応!
失敗しない選び方:5つの質問にお答えください
以下の5点をお知らせいただけますと、最短ルートで最適なご提案が可能でございます。
- 屋内か屋外か(屋外・発光・大サイズはチャンネル文字が有利)
- 文字サイズ(小さすぎる文字は素材や切削の限界が影響)
- 発光のご希望(発光希望=内照式=チャンネル文字が基本)
- 雰囲気(軽やか・やわらか=カルプ/素材感・重厚=チャンネル)
- ご予算と納期(短納期・コスパ重視はカルプが取り回し良好)
ケーススタディ:よくあるご利用シーン
① オフィス受付の壁ロゴ(W1800前後・屋内)
おすすめ:カルプ文字 20〜30mm。艶消しブラック/ホワイトは定番でございます。アクリル貼りを加えますと、エッジが締まり写真映えがいっそう良くなります。壁の下地(ビニールクロス・塗装・木など)により接着剤の選定が変わるため、撤去予定の有無も含めてご相談ください。


② ファサードの主看板(屋外・夜間訴求あり)
おすすめ:チャンネル文字(内照式)。正面発光/側面発光/バックライトのいずれかで演出いたします。電源位置・配線ルート・防水処理・保守導線の設計、施工時間帯(騒音・道路占有等)の調整も含めてご案内いたします。


よくあるご質問(抜粋)
カルプ文字の製作・施工も全国ご対応!
この記事の使い方:ご依頼までの簡単ステップ
- 設置場所の写真をスマートフォンで撮影(正面・斜めの2枚が理想でございます)。
- おおよそのサイズ(横幅・高さ)と、ご希望の雰囲気(色・艶感・発光の有無)をメモ。
- ご希望の納期(いつ頃までに必要か)をご検討。
- 下記リンクより、カルプ/チャンネルのいずれかでお見積りへお進みください。
まとめ:最適な選択のために
ご予算・納期を優先される場合はカルプ文字からのご検討が安心でございます。アクリル貼りにより、費用を抑えつつ上質な印象に整えることも可能でございます。
屋外の主力看板や夜間訴求・長期運用をご想定の場合は、チャンネル文字が王道でございます。最終判断は設置環境とご希望の見え方で決まりますので、どうぞお気軽に写真とサイズをお知らせください。最短ルートのご提案を差し上げます。


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